商品開発の段階で、マーケット市場の内情や、その商品を利用した人たちの満足度まで幅広く調査するのがマーケティングリサーチです。日本語では市場調査といいますが、このマーケティングリサーチでは、調査結果をデータや数値にすることができるものもありますが、直接的なユーザーの声まで聞いて、商品開発に役立てるのです。商品の開発をしたあと、ターゲットとなる人たちに使用してもらい、その感想をリサーするのですから、まさに生の声が聞けるということです。その声から、ターゲット層がどんな商品を望んでいるのかを探り、察知し、さらなる開発に役立てるということです。そのなかには、商品の広告についての感想や流通に関しての意見もあります。総合的にその商品と商品を販売するのに適した方法についての声を聞くことができるのです。

マーケティングリサーチをする方法

すでに仕上がっている製品や製品のテスター、試供品をターゲット層のユーザーに使用してもらい、その感想を調査する製品テスト、ホームユーステストがあります。その製品の見た目や、キャッチコピーなどの印象についての感想も集めます。実際に使用しての感想と比べて、見た目が貧弱であるとか、もう少し見た目を落ち着かせたほうがいい、色を変えてみてはどうか、といった開発に役立つ情報から、ターゲット層のユーザーの個人の好みで答える人もいます。たとえ個人の好みによる感想とはいえ、そのターゲット層の代表的な意見として処理することで、マーケティングリサーチとしては有効なのです。パッケージは、年代や流行りによって好みも異なりますので、一度に多くの年代の声が聞ける調査は商品開発の段階にとってとても重要です。

売り上げや広告効果をチェックする

大きなイベントには大勢の人たちが集まります。そのマーケットを利用して行うマーケティングリサーチに、事前事後の調査があります。そのイベントで宣伝を行って、イベント前とイベント後で売り上げを調査して、宣伝効果を調べるものです。またよくあるのが、全国のなかでも中小規模の都市やエリアで全国販売前に売り出しての調査です。全国展開を想定した広告宣伝、イベントなどを実施して、実際にどういう人たちが購入してくれているのか、どんな層に注目されているのかなどをリサーチします。どういうショップで一番売れているのかを調べることで、流通の参考になるというわけです。店頭のポップの印象もチェックすることができるでしょう。地方のリサーチデータをもとにして全国展開する時の対策を練ることができ、売り上げにつなげるのです。